日本を想う(昼休み雑感)

----------------------------------------------------------------------------- コメント(4)

大げさなタイトルになってしまいましたが・・・・

政治ネタ嫌いな方はスルーでお願いします。

永藤英機さんの記事を書いてから、永藤さんからもメールを頂いたりして、ちょっと昔を思い出したり、書いてみようかなという気分になりました。
鳩山政権終わったっていう事もありますし・・・

そういえば、前の記事で、永藤さんリネージュやっていた訳ではないと書きましたが、
「実はやってました」だそうです。
ベータのころLv35ぐらいまでやったけど、「これは嵌ると危ない」と直感してやめたそうです。
(ベータの頃Lv35までやったって事は、実は相当嵌ってたって思うんですが・・・)

永藤さんがどういうポジションで政界に進出しようとしているか、政治ネタというのは微妙なところもありますが、メールを頂いた範囲では、おこがましいのですが、私と同じようなポジションかなと確認できたってこともあり書いてみます。

私が大学~社会人に成り立てのころ、茶道を習ったり、華道に興味を持ったりしていたという記事をずいぶん前に書いた。
その理由を書いてみたいと思う。

基本ノンポリ学生(死語?w)だった私は、特に理由も無く政治学系のゼミに入った。
そこで比較政治論を学んだ。日本の政治と海外の政治を比較することから、日本の政治の特質を学ぼうというもの。
まだインターネットどころかパソコン通信すらない時代、神保町の古本屋街をうろついたり、国会図書館の憲政資料室に通ったりで関連論文や書籍を読んだりしていた。
いろいろな書物を読んで、字面では理解できるのだが、何か物足りない。

私自身が、日本の事を知らないのではないか?
結局は、日本の政治風土を形成している日本の歴史、日本の文化、日本人独自のものの考え方そのようなものを自分で理解しないことには、本質的に海外との比較なんて出来ないのではないか?さらに、突き詰めれば、海外の(私の場合は日・米の比較メインだったので、米国になるが)歴史・文化を知らなければ、表面的な書籍からだけの政治体制の比較だけでは意味が無いんじゃないかって思い始めた。
(永藤さんも同じような意味で、実際海外に飛び出して、外から日本を見つめ直してみたという事でした)
で、一つはせめて海外の書物を原書(ネィティブな言語)で読めなきゃだめだなと思い必死で英語と英会話を勉強した。→結局ものにならずorz
次に、日本の文化的背景を手っ取り早く学ぶために、茶道を学んで見ることにした。
茶道には、日本人の精神的背景、室礼、書(床の間の掛け軸)、華道、建築、陶磁器、各種木工、織物、日本庭園等等、精神~建築・工芸まであらゆる日本的なものが含まれているのではないかと考えた。
だから、私の茶道は、純粋に無心に作法や形を自分のもにしてというものでなく、まぁ、動機としては不純な始め方だったかもしれない。
また、茶道を習った先生には、若気の至りで今考えると滝汗もの、
「なぜ、ここではこういう所作をしなければならないのか?その意味は?」とか理屈っぽい質問ばかりしていた気がする。
先生も比較的若い男の先生だったので、嫌な顔一つせずに丁寧に教えてくださった。
禅宗のお寺に行って、「座禅するとなぜいいんですか?」って質問するような(質問しちゃいけないわけではないけれど・・・)事をしていた。

私の政治へのかかわりは、結局学問としてのもの(しかもきわめて中途半端な)で、卒論~大学卒業と共に徐々に興味も失われてしまった。

でも当時、自分なりに学び、実践した日本人としてのアイデンティティというか、精神というか、そういうものはいまだに心の中に残っている。

決して選民思想という訳ではありませんが、日本のおかれた地理的特質や歴史、その中で育まれた良くも悪くも日本的なもの、その中で生まれ育ってきた自分、やはり日本人としての矜持は守っていかなくちゃいけないと強く思っています。

だから、現在の政治状況をみても、日本が世界の中で迎合するのではなく、しっかりした独立国として国益を主張し守って行って欲しいと思う。
そして、これから生まれてくる子供達が、日本人として生まれてよかったと思える国にして欲しいと思う。
支持政党は、民主でも自民でも、ぶっちゃけ極左・極右でなければ、箱にはこだわりませんが、中長期的な展望で、日本の歴史・文化を尊重しつつ、諸外国の良いものを取り入れ、国際社会の中で国益をしっかり守れる政権であってほしいと思います。

ところが現実は、金権まみれ・言ったことに責任を持たない・海外の信頼を失う・短期政権で諸外国も誰と話していいかわからない・日本をどうするのかしっかりした長期ビジョンを持たない、こういう政権の連続では、国民どころか、国際社会の中で日本の地位は失墜。なさけない・・・
しかも我々が選んだ政権だって事も忘れてはならない。

まぁ、戯言半分、日本人らしくもう一回300年ぐらい鎖国してやり直したほうがいいのかもね!!!って思ってしまうここ十何年かの日本の政治状況だと感じます。

徳川の鎖国政策に関しても諸説ありますが、細かいことは置いといて、近世の世界の中で250年に亘り国交を閉ざし、内に篭って自らの精神・文化・技術を醸成したって、実はとんでもなくすごいことなんだよね。

永藤英機さん、実はリネージュやってたって政治家さん親しみ持てるし期待してまっせ!!

コメント(4)

鎖国ですか・・
私はもっと早く破綻してまえばよいと思ってますw
どっかの国のように・・

ドイツにでも引っ越そうかなw

国家崩壊の危機に瀕したとき、日本人の血は、魂は沸き立つのだろうか?
それとも長い時間の果てに腐りきってしまっていて、滅びるに任せるのだろうか?
かつて国家と子々孫々の未来のために身命を賭して戦った先祖の血は、
今でも我々日本人の中に流れているのだろうか?

まぁ、日本人ではない人間や欲にまみれた人間が政治家をやっていたり、
権力や影響力を持っているのだし、暗黒時代じゃないかなぁ現代は。

いずれそういう時代が終わることに少しだけ期待していたりする。
ぽっぽせんせーのいう詐欺的ゆーあいではなく、真実の愛の時代ってやつがさ。

愛の力が力の愛に打ち勝ったとき、人は本当の幸せを知るのだ。

愛だよ、愛。

にょりさん、コメント有難う!!

にょりさん、たま~に書くリネ以外の話題に反応するんで、ちょっとびっくり。ここ見ててくれてるのねw

だいぶ前だけど、クラチャでもドイツに移住云々って言ってた気がする。
リネ内でのにょりさん見てると、ドイツってよりもう少しのほほんとしたアバウトな国(失礼!!w)ってイメージなんだけどなぁ・・・

またよろです。

でーにっつさん、コメント有難う。

いざ!というときには、日本人の血が滾るって思ってるんだけどねぇ。甘いかな・・・
みんな仲良くゆ~あいってのは、私も受け付けないな。
信念を持った愛、場合によっては力(暴力ではなくてね)を背景にした強い愛、そういう絆で結ばれてゆくと良いなと思いますな。

ちょっと連絡事項有り・・・Profのところのメアドに「なんだ?ごるぁ」とメール頂ければ幸いでございます。

今度ともよろしくです。

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このページは、Guckieが2010年6月 3日 12:34に書いたブログ記事です。

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